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土木を知る 災害・防災

出水期期間の備え方とは!?一級土木施工管理技士が解説

2021年6月9日

こんにちは!土木ブロガーの監督やっくんです。

 

『出水期は河川災害が増える』

『日頃からどんな心構えが必要なのかな』

 

 

と言った疑問にお答えします。

 

この記事を読むメリット
・災害の意識が高くなる

 

出水期って

川が増水しやすい時期を言う。

本列島は複雑な大陸プレートの上に乗っているので、急峻な地形が多く、安定した地質帯が無く、脆く不安定な地質が多くなっています。さらに台風・モンスーン地帯に当たるため、河川や崩壊による浸食が著しい状況です。また、河川の出水期と渇水期の流水量の差が非常に大きく、出水期に洪水が発生しやすいのです。そこで、「6月1日~10月31日」の間を出水期として、水害に対する備えをする。

日頃からどんな備えが必要か

水害のハザードマップに役立つ必要な対策や避難場所・避難経路などを確認する。

災害時の心得は、自分の身は自分で守る゙自助゛が基本だが、日頃から、水害に対して、どのような自助自立を持てばよいのか、その要点を紹介。

ハザードマップで地区の水害を知る

まず、自分の地域やその周辺にどのような水害の危険性があるか知ることが必要です。そのために活用したいのが、各自治体が提供する「水害ハザードマップ」です。水害ハザードマップは、想定される最大規模の降雨や高潮による浸水範囲や深さに加え、避難所などの退避の確保を図るために必要な事を地図上に記録したものです。

水害ハザードマップを見ることで、自分の地域やその周辺にどの程度の浸水の危険があるかどうか知ることがでるので、その情報を踏まえて個人がどのような備えが必要か考えよう。河川や海岸に近い地域や、くぼ地などの住居人を初め、高台にお住いの人にも必ず水害ハザードマップを確認しよう。

河川の氾濫や高潮の被害を受けにくい高台であっても、その地域の排水設備の能力を上回る雨量には対応できなくなります。特に、猛烈な雨などの際は、溝渠などから雨水があふれて周辺に冠水を引き起こしたり、地下室などが水没したりすることがある。

各自治体のハザードマップは下記から確認

↓↓

ハザードマップ

避難場所、避難経路を事前に確認

安全に避難するためには、どこに、その道を通って避難すればよいか、安全な避難する場所や経路、方法を事前に確認しておくことが重要。

避難の途中で、氾濫する可能性のある河川や、浸水する見込みのある、くぼ地などはないか。また、そのような場所があったら、他にどのような経路で通ってどこに退避すべきか、など、ハザードマップで確認の上、実際に歩き、周囲の安全を確かめておく。

非常時の持ち出し品を事前に準備する

避難が必須になったときに備え、貴重品や衣類、非日常用食品などを非常持ち出し袋に入れて、すぐに持ち出せるようにしておく。

身内が離れてる時の安全チェックの方法を決めておく

身内が離れてるときに、避難しなければならない場合がある。そのような場合にお互いの無事かどうかを確認するための方法を決めておく。災害時の安否を確認するために、通信会社では固定電話、携帯電話、インターネットで「災害用伝言サービス」を提供している。身内でこれらの利用仕方についても確かめて、いざというときに活用できるようにしておく。
 

 

水害のおそれがあるとき、避難の注意点は

最新の気象情報や河川情報なを入手して早めに避難行動を

河川の氾濫や土砂災害などは一気に起こることがあるため、避難が遅れると命にかかわる。風雨が激しくなったり、日が暮れて暗くなったりしてからでは移動が困難になりますので、特に高齢者や子供のいる家庭は早い段階から避難することが重要。

早めの避難行動をとるために、大雨や台風などが接近してるときは、気象情報や、付近を流れる河川の水位や雨量の情報などに注意する。災害発生のおそれがあるときは、気象庁から洪水注意報や洪水警報などの情報が発表される。

また避難が必要な時は、市町村から避難指示が発令される。それらの情報は広報車や防災無線などで伝えられるが、地域によって異なることがある。また広報車などがアナウンスしても激しい風雨の音に紛れてよく聞き取れなかった例もある。日頃からお住いの地域での避難指示等の伝え方も確認しておくことをお奨めする。

これらの情報に注意して、状況が安全なうちに早めに避難するようにする。

気象情報や河川情報などに注意する

日頃から天気予報に注意し、大雨や台風などが近づいてるときは、テレビやラジオなどの気象情報や河川情報に注意する。気象情報や雨量、河川の水位の情報などは下記のウェブサイトやお住まいの自治体のホームページなどでも確認できる。

気象庁「防災情報」

 

国土交通省「川の防災情報」ウェブサイト

 

災害時に中心的な役割を果たす土木の役割

高校生の土木科の2年生の頃になると、防災意識を高める取り組むために河川被災現場や河川改修工事現場を訪ねる機会がある。生徒達が地域の合同防災訓練に加わり、土のう制作や避難訓所の設営、搬送・救急対応などの体験し、インターシップ授業はそこからさらに踏み込み、さまざまな土木の現場を訪ね、現場担当者から直接話を聞き、生徒同士で意見を述べ合うことで、災害時に中心的な役割を果たす土木のイメージし、考えを深めることを目的に行われる。
土木の役割は、安全安心の確保と元気で魅力ある街づくりの二つの役割があると思う。道路や河川整備に関わることで、自分の仕事が地図に残る。自然災害からの復旧・復興という重要な責務を担う仕事で、近年は地震や大雨の頻度が増えていること、南海トラフ自身が近い将来に高い確率で起こる。
災害の危険が高まる中、今何ができるか、これから何をしていかなければならないのか考えていかなければならない。
 

 

 

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