こんにちは!土木ブロガーの監督やっくんです!当ブログへいつも見に来ていただきありがとうございます。いつも本当に感謝してます。
今回は建設業の暑さ対策についてです。 暑い夏の熱中症対策はどうするか?と悩んでいませんか。


建設現場の熱中症対策
建設現場では、夏場の高温多湿な環境下で作業を行うことが多く、熱中症予防が重要な課題となっている。
作業環境の管理
WBGT値の検測
現場では暑さ指数(WBGT値)を計測し、熱中症を予防するために注意喚起を行いましょう。高温・多湿で無風な状態になりやすい現場条件においては大型扇風機やドライミスト、遮光ネット等を活用して、暑さ指数(WBGT値)の低減を図りましょう。
日陰の確保
仮設テントや休憩所を設置し、直射日光を避け日陰を確保する。
作業スケジュールの調整
作業はこまめな休憩時間を設定し、30分ごとに5〜10分の休憩を入れ、気温がピークを迎える時間帯(正午〜午後3時頃)を避け早朝や夕方に作業をシフトすることも考えよう。
水分・塩分補給
作業員には十分な水と塩分(塩飴、塩タブレットやスポーツドリンク等)を常備させ、喉が乾く前に摂取するよう促す。
服装と装備
通気性の良い作業服や冷却ベスト、空調服を導入してみよう。また、ヘルメット内に冷却パッドを装着する等、頭部の熱を軽減する工夫も必要。
作業員の健康管理と教育
作業員に対し、熱中症の初期症状(めまい、頭痛、吐き気等)の認識と対処法を教育し、体調不良を自己申告しやすい環境を整え、朝礼時に健康状態を確認する。
緊急時の対応
熱中症が疑われる場合、直ちに涼しい場所へ移動させ、冷水や氷で体を冷やす。また、緊急連絡先を現場に掲示し、迅速に対応できる体制を整える。
建設業おすすめ熱中症対策グッズ10選
黒球式熱中症指数計 熱中アラーム
こまめに水分補給をすることや適度に塩分を摂ることなどのほかに、「いま自分がいる場所の熱中症の危険度を知る」ことも熱中症予防には有効。
遮光ネット
日差しを遮り、休憩所の温度上昇を抑えることで、熱中症を予防できる。
大型扇風機
炎天下で作業を行う際に作業員の熱中症対策に使用する。
熱中対策水
「喉が渇いてから飲む」ではなく、乾く前にちょこちょこと飲むように意識しましょう。
塩分チャージタブレッツ
タブレットでの塩分チャージのタイミングは、大量に汗をかいた後や、倦怠感、体調に異変を感じた時など、早めの摂取が効果的。
空調作業服
熱中症や熱によるストレスを防ぎ、作業員の体調不良や集中力低下を防止するため、作業効率の向上につながる。
クールビット メットカバー
炎天下の建設作業中に後頭部が数時間冷え、熱中症対策になる。
冷却ベスト
空調服のインナーとして着用し、衣服内を涼しくする。
ネッククーラー
首の横や後ろを冷やせるため、冷却効果がある。
瞬間冷却剤
熱中症対策や作業後のクールダウンに役に立つ。
まとめ
建設業は野外作業が多く、暑さによる熱中症リスクが高い。特に暑さ慣れしていないと、熱中症になりやすくなる。暑さに体が慣れるように、少しずつ汗をかく機会を増やし、夏本番前に徐々に暑さに慣れるよう(暑熱順化)に努めましょう。
また、実際の現場では、熱中症対策として休みやすい環境を整えましょう。作業の合間に涼める休憩所を設けたり、体を冷やす設備を備えたりすることも大切。今回紹介した熱中症対策グッズの中で自分が必要だと思う物を使用して、厳しい夏を乗り切りましょう!
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