こんにちは!土木ブロガーの監督やっくんです。
ココがポイント
地球温暖化防止やビルの屋上、壁面緑化や都市公園整備が進められるようになったことで造園業は脚光を浴びてる
この記事を読むメリット
勉強の方法が分かる
ステップアップの為に、造園施工管理技士の試験を受験しようと考えてるが「どんな資格なのか分からない」「勉強方法が分からない」という人は多いでしょう。
「会社の同僚と差をつけたい」「資格取得すれば手当てが出る」など資格を取得する目的は様々だと思います。
この記事では2級造園施工管理技士の試験の概要とおすすめの勉強法を解説します。
2級造園施工管理技士とは?
2級造園施工管理技士とは緑の空間を創造する技術者、造園施工のエキスパートを目指す。都市に緑の空間を創造する造園施工管理技士。その仕事は、施工計画から安全管理まで、造園の総合的な責任者としての役割を担う。 主任技術者として総額4000万円未満の元請業者や下請負に入る建設業者が現場に配置しなければならない技術者のこと。中小規模の現場を任さられ、1級よりも権限がせまいデメリットはあるが、経験年数が少なくても受験できるメリットがある。
効率的な勉強のためのポイント
効率的な勉強方法
- 勉強時間の確保する
- 過去問をやる
- 解けなかった場所のみ、参考書を見てやり直す
- 暗記しようとするよりも、やり直し回数を稼ぐように勉強する
- 問題集は何冊も同時になるのではなく、まずは1冊をやり切る
2級造園施工管理技士の試験概要
科目別出題傾向(第一次検定)
科 目 | 出題数 |
---|---|
造園原論 | 4~6 |
造園材料 | 4~8 |
植栽 | 6~9 |
造園施設 | 3~7 |
土木工学 | 5~10 |
関連工事 | 2~3 |
測量 | 1 |
設計図書 | 1~2 |
施工管理 | 6~11 |
法規 | 5~7 |
合計 | 40 |
2級造園第一次検定(学科試験)は、四肢択一式で40問出題され40問全部に解答します。
出題内容は、造園工事に必要な一般的知識を問うもので上の表になっています。
施工管理や法規からの出題もありますので、万全の受験対策でのぞむ必要があります。
出題傾向(第二次検定)
(1)経験記述/必須問題1問
「工程管理」、「品質管理」のいずれかについて、「工事名」、「工事金額および工期」、「工事概要」、「施工管理項目上の課題」、「対応策」等を実際に工事した経験に基づいて記述します。
(2)記述式問題/必須問題2問
造園材料、植栽施工、施工管理などについてごく基本的なことと実務的なことを問う問題が出題されます。
2級造園施工管理技士の合格率・難易度
令和2年~令和4年度の2級造園施工管理技士の第一次検定の合格率は56.9%程度、第二次検定の合格率は42%程度になっています。
第一次検定は2人に1人は合格しているが、第二次検定は少し難易度が高めになっている。2級造園施工管理技士の合格基準は満点中60%以上の得点率で合格です。
第一次検定に例えると「24問(60%)以上の得点率で合格」。反対に言うと、40題出題されるので、16問(40%は間違えてもいい)ということ。そう考えると、合格基準については、他の資格試験より難易度が低めです。
ココがポイント
24問(60%)以上で合格
第一次検定に合格すれば2級造園施工管理技士補になれる
従来は学科は合格でも実地で不合格なら、なんの資格ももらえなかったわけです。
しかし、2021年からは下記のようになりました。
学科 | 実地 | |
2級技士補 | 合格 | 不合格 |
2級施工管理技士 | 合格 | 合格 |
1級技士補 | 合格 | 不合格 |
1級施工管理技士 | 合格 | 合格 |
実地試験に落ちても資格が付与されるので、資格取得のモチベーションが下がりくいです。
制度改正後は、第一検定が無期限で免除され、毎年第二検定から挑戦することができるようになりました。
ココがポイント
第一検定に合格すれば資格がもらえる
2級造園施工管理技士の勉強方法
それでは、2級造園施工管理技士の勉強方法を紹介します。
仕事をしながら勉強する人が多いと思うので、効率的な勉強の参考にしてください。
【結論】独学でも合格できる
2級造園施工管理技士は、独学でも合格できます。
過去問中心の出題なので、テキストや過去問題集で勉強できるからです。
お金を払ってスクールに通うほどではありません。
ただし、独学の場合は自己管理とスケジューリングが必要です。
試験の3ヶ月前から勉強開始
一次(前期)は6月中、一次・二次、二次(後期)、二次のみは11月中なので、3月・8月には勉強する時間を確保しましょう。
短時間でもいいので、毎日少しずつ勉強するのが大切です。
まずは参考書に目を通して、あとはひたすら過去問を解く
ココがポイント
まずは参考書に目を通す
あとはひたすら過去問を解く
いきなり過去問から勉強するのは、あまりおすすめしません。
基礎がわかってない状態で過去問をやっても結局参考書を読まないと分からないからです。参考書はざっと目を通せばOK。ざっと目を通したら、過去問題集をやってみてください。
また、過去問題集は3~5年分やっておきましょう。
本ブログでは「2級造園施工管理技士の過去問」と「【2級土木施工管理技士の勉強方法は?】独学と通信講座を併用して合格を狙おう!」を紹介しています。
以下の記事を本記事と合わせて読んでみてください。
【2級土木施工管理技士の勉強方法は?】独学と通信講座を併用して合格を狙おう!
おすすめの参考書・テキスト・過去問題集
筆者のお勧めは、「弘文社」の問題集です。
問題を解きながら学んで覚えられるから学習しやすいです!
例題で学ぶ!! 2級造園施工管理技士 (国家・資格シリーズ 254)
「弘文社」の2級造園施工管理技術検定試験の施工経験記述対策用のテキストです!
2級造園施工管理技士 第2次検定対策 (国家・資格シリーズ 256) 単行本(ソフトカバー)
電子書籍なのでスマホでいつでもどこでも勉強可能です。試験本番前に実力の診断をしてみてください!
2級造園施工管理技士 実戦模試230問: 試験本番前の実力診断、総仕上げに最適!スマホでいつでもどこでも勉強可能
第二次検定(実地試験)の経験記述問題例文
第二次検定の経験記述には、書き方があります。コツは、あまりだらだら書かないこと。短く簡素に書きましょう。
土木の第二次検定の受けたことあれば、経験記述の書き方の感じは同じでOKです。
独学サポート事務局で経験記述の添削・代行サービスを受ける
第二次検定(実地試験)は毎年出題され大きな点数配分を占める「経験記述問題」は、明確な答えや採点基準が無く、受験生も最も困らせてしまう問題の一つです。点数配分が高いため、この経験記述問題を攻略しなければ造園施工管理技士の合格が見えてこないことは明らかです。
この経験記述問題に対して特化したサービスがあります。それは「独学サポート事務局」の造園施工管理技士試験施工経験記述問題の添削・代行サービスです。
作成した解答をしっかりと添削してもらうことで、指摘と修正を繰り返し、解答に磨きがかかることで高得点が狙えるようになるのです!
独学サポート記述添削サービスのメリット
・原点方式で診断されるから、作文が合格圏なのかどうかが受験前に分かる
・独学では気づかない細部にいたるまでの要点チェックで作文がレベルアップ
・添削のプロが診断した結果だから安心して作文を反復練習で記憶できる
独学サポート記述添削サービスのデメリット
・独学より費用がかかかる
どのような場合に独学サポート事務局を受けるべき?
・何が何でも今年受かりたい人
・何度も不合格になってしまっている人
・作文、長い文章を書くのが苦手な人
・大手資格学校講座の料金高い!思う人
まとめ
今回は2級造園施工管理技士の勉強方法を紹介しました。
改めて合格率を上げるおススメの勉強方法をまとめておきます。
おススメの勉強方法
まずは参考書に目を通す
あとはひたすら過去問を解く
記事を参考に試験の3ヶ月前には勉強を始めましょう!
どうしても合格したいなら早めに勉強しても損はありません。
本気なら今日から勉強を始めましょう!
今回紹介した方法で、少しずつ勉強すれば必ず合格できるはずです!
一人でも多くの方が合格できることを願っています。
「造園 庭師になるためには?!」を確認したい方は以下の記事を本記事と合わせて読んでみてください。